花明かりの特徴

花明かりの特徴

"花明かりは、金沢の観光地に歩いていける距離にあります。
加賀友禅、加賀五彩、加賀てまり、加賀縫いなど、加賀の伝統を部屋の随所にあしらい、金沢らしい旅の空間を提供します。"

 
 
加賀五彩
『加賀五彩』とは『臙脂(えんじ)』・『藍(あい)』・『黄土(おうど)』・『草(くさ)』・『古代紫(こだいむらさき)』の五色で構成された、主に加賀友禅で用いられる色です。
 
この『加賀友禅』は、京友禅と比べると落ち着いた色味が特徴とされており、花明かりの各部屋もそれぞれのカラーをモチーフにされております。
 
お部屋にお泊り頂き、是非とも古都金澤の伝統文化をご堪能ください。

 
加賀てまり
加賀藩三代将軍前田利常の妻・珠姫(たまひめ)、わずか3歳で加賀にお嫁入りした際に花嫁道具に持参したとされる手まり。
 
その後、加賀藩の安泰に尽くした珠姫は人々に慕われ、その珠姫の愛した手まりはやがて城下町へと広まり、『加賀てまり』として伝わりました。
 
加賀てまりは幾何学模様が特徴で、種類も多彩であり、金沢の伝統文化を伝えるものとして、また藩を守ったお姫様ゆかりの手まりには、加賀女性の幸せへの祈りが込められているのです。

 
加賀繍(かがぬい)
加賀繍(かがぬい)は、石川県金沢市で作られている刺繍です。
加賀繍の特徴は、繊細な技法で縫い上げた立体的な図柄と、華やかながらも奥ゆかしい美しさです。
 
花明かりの各お部屋には加賀繍の『左馬(ひだりうま』が飾ってあります。
馬は右から乗るとつまづいて転ぶという修正をもっており、元来、左から乗るといわれています。
また、左馬は長い人生をつまづくことなく過ごす事が出来、昔から福を招くめでたいものとされています。
 
宿泊されたお客様に福をお持ち帰りいただくことを願い、加賀繍の『左馬』を飾らさせて頂いております。

 
加賀友禅
当ホテルではフロントに加賀友禅をあしらい、皆様をお迎えしております。
 
加賀友禅が皆様のご滞在のアクセントになるよう、一番目に付くフロントにのれんとして使用させていただいております。
 
加賀友禅作家の本間哲哉先生によって描かれた美しく繊細な作品をチェックインの際に是非ご覧ください。

 
 
加賀水引
花明かりでは、加賀の希少伝統工芸品である加賀水引を展示しております。
 
加賀水引は、日本の伝統的なラッピングである水引の3つの基本「包む」「結ぶ」「筆字」を芸術の域にまで昇華させたものです。
 
具体的には立体的な和紙の包み方・折型(紙細工)、造形的な結び方(紐細工)、紙細工と紐細工に調和させた美しい筆字など 加賀百万石らしい美しく豪華絢爛な贈答品の梱包技術を総称したものが加賀水引です。
その強く結ばれた紐には、ご縁が長く続くようにという縁結びの意味合いがあると言われています。
 
相手を大切に思う心を丁寧に結ぶ華やかな加賀水引。花明かりでは「お客様を大切に思う心」を形にしています。