加賀てまり

2019年08月07日
加賀藩三代将軍前田利常の妻・珠姫(たまひめ)、わずか3歳で加賀にお嫁入りした際に花嫁道具に持参したとされる手まり。
 
その後、加賀藩の安泰に尽くした珠姫は人々に慕われ、その珠姫の愛した手まりはやがて城下町へと広まり、『加賀てまり』として伝わりました。
 
加賀てまりは幾何学模様が特徴で、種類も多彩であり、金沢の伝統文化を伝えるものとして、また藩を守ったお姫様ゆかりの手まりには、加賀女性の幸せへの祈りが込められているのです。